ヴィエイラ、ベオグラード・ダービーの思い出と事件簿を語る。

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多数のサポーターが毎年逮捕され、観客のみならず警官隊にも負傷者が出るなど危険が伴うものとして特に知られているのがセルビアのベオグラード・ダービー。長年にわたってレッドスター・ベオグラードとパルチザン・ベオグラードがしのぎを削ってきたダービーマッチです。

ミゲル・エンリケス記者がこの試合を観に行くと決意したと知り、かつてレッドスターでプレーしていたウーゴ・ヴィエイラが当時の様子を語りました。『SAPO24』が伝えています。

2015-16シーズンからレッドスターに在籍し、加入直後のベオグラード・ダービーでは2得点を挙げてマン・オブ・ザ・マッチにも選出されたヴィエイラ。当時を振り返り、「まるでこの世の終わりのようだった。信じられない光景だったよ」とエンリケス記者に語ったそう。

しかし、ヴィエイラの思い出には続きがありました。彼がゴールを決め、いつも通りゴールパフォーマンスを行ったときに“事件”が起こったのです。以下は当時の映像。

「いつも通りなら(パフォーマンスを行った)あの場所はレッドスターのファンがいるエリアだったんだけど、あの試合の時そこにいたのはパルチザンのファンだった。僕は間違った方向に向かって、ゴールセレブレーションを行った。それから、椅子が飛んできたり僕のことを貶す声が聞こえてきて“あぁ、ここは正しい場所じゃなかった”って気付かされたんだよ」

上の動画にあるゴールのリプレイをよく観てみると、得点後にヴィエイラが走っていった先には確かにパルチザンサポーターの姿が見えます。つまり、ヴィエイラは誤ってダービーの相手サポーターを挑発するような行為をしてしまったことに。

ただしヴィエイラはその過ちに気付いていたので、マン・オブ・ザ・マッチとして試合後に応えたインタビューでパルチザンサポーターに陳謝。すると、レッドスターの選手がパルチザンサポーターに謝罪したのはどうやら初めてのことだったらしく、以来ヴィエイラはパルチザンサポーターからもリスペクトされるようになったそうです。

(http://24.sapo.pt/desporto/artigos/estrela-vermelha-partizan-um-derbi-de-meter-medo)